ヒキコモリータの生き抜く途

(旧ブログ名 イタリアなのにひきこもり) 

咄嗟の一言

昨日、出た咄嗟の一言。

「私の責任じゃない」

言ってしまいました。

先日、教会に行っている間に携帯電話に何度も休暇で旦那さんの故郷にバカンスに行っているマリナ叔母さんからの着信。

私はミサの最中だったので、電源を切っていた。

それは、マリナ叔母さんに叱られたから。

「ミサの間くらい、携帯電話の電源を切りなさい。みっともない」ときつく叱られた。

 私は👇この日以来、携帯の電源を消すようになった。

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ミサが終わり、すぐに電話をかけてみたけどマリナ叔母さんは電話にでなかった。

そして、バカンスから帰ってきた時に「折り返し電話をしたのよ」と言ったが、叔母さんは笑っただけで何も言わなかった。

そして昨日。

家族、マリナ叔母さんは、暑さのためミサに行かないので私一人で行った。

しかし、バカンスで聖歌隊もお休み、ミサに参加する人もとても少なかった。

昨日、マリナ叔母さんがやってきたので「来週から教会は朝8時のミサに行くわ」と伝えた。

すると8時に反応したマリナ叔母さん、「そういえば、先々週何度も電話したのよ!」と言う。

私「何だったの?心配してすぐに電話したけど出なかったから」

叔母さん「教会でローズマリーを配っているから、私の分も貰ってきてほしかったの」

私「そうそう、あの日は朝8時のミサでローズマリーを配っていたわ~」

叔母さん「どうしてあの日は、朝8時に行かなかったの?どうして電話に出なかったの?」

私「???」「私の責任じゃないわ」

隣で夫が大爆笑していた。

私がいつも「イタリア人はすぐに私の責任じゃない!と言うんだから、ほっんとにもぅ~!」と愚痴るから。

私もおかしくて大爆笑。

マリナ叔母さんは「そりゃそうねぇ~」と笑っていた。

そして、こんな自分勝手な質問をされたら「そりゃぁ、私の責任じゃないって言っちゃうよね」と心の中でつぶやいた。

一年前なら、「あなたのお役に立てなくてごめんなさい」と謝っていただろう。

理不尽さを感じて、マリナ叔母さんに心を閉ざしていただろう。

最近は、私もまともになりつつある。

いやはや、私もこの国に馴染んできたのかもしれない。

良いことなのだろうか?いかがなものか...

Grazie!!! Smile!!!