ヒキコモリータの生き抜く途

(旧ブログ名 イタリアなのにひきこもり) 

謝らないイタリア人

残念ながらイタリア人は謝らない。

我が家の家族も簡単には謝らない。

「残念だったね」とよく言われるが「ごめんね」「すみません」は滅多に言わない。

 

先週、スーパーで購入した生パスタが消費期限まで2週間以上あるのに傷んだ。

開封していないので、そのままスーパーに持って行った。

すると「あらま、いい感じに傷んでるねぇ~。同じものを持ってきて、清算する時、また私に声をかけてね」以上。

「すみません」「すぐに代わりの物を持ってきます」などという言葉はない。

この時も夫は「彼のせいじゃないからね。彼に責任はないから謝らないよ」と言った。

 

昨日、朝6時、夫を送り出している姿を見て、マリナ叔母さんがお喋りにやってきた。

朝8時の教会ミサに行きたかったので、少しだけ話をして「今日の夕方5時にお喋りにくるからね」と言って帰っていった。

教会から帰ってきた姿を見た叔母さんは、階段まで出てきて少しお喋りをして「また5時にね」と言って家に入った。

17時に叔母さんが来ることを頭に入れて、計画的に過ごしていた。

 

・・・しかし、叔母さんは来なかった。

「〇時に来るからね」と言ってこなかったのは一度や二度ではない。

そして、次に来た時にはまるで何もなかったように来る。

夫に「叔母さんはどうして来ないの?」と聞くと、「気が変わったのか、予定が変わったんでしょ。あなたが会いたければ会いにいけばいいよ。待たなくていい」と言う。

「約束をして来ないことに対して謝らないの?」と聞くと「悪いと思っていないからね」と言う。

「なるほどね」

なんだかなぁ~。

 

私は、時間になっても来なかったこと。商品が傷んでいたこと。に対して謝ってもらいたい。

夫には「もうそろそろ諦めて!」と言われている。

イタリア生活は興味深くて家の中でも退屈しないけど、責任感に対する感覚が日本人と違い過ぎるイタリア人との生活はまぁまぁ大変。

そろそろ眠ろうとベッドルームに行くと仲間たちもがっかりした様子。

どうしてこんな状態になってるの?

笑顔を取り戻しました!

 

日本はそろそろ動き出す時間ですね。

今日も笑顔溢れる一日になりますように!

Grazie!!! Smile!!!