2020-01-01から1年間の記事一覧
夫が大好きなサッカー選手 パオロ・ロッシ氏の葬儀の中継を見ながら号泣している 彼と一緒にプレーした選手達がハグをして背中をさすっている イタリアのニュースを見ていると「Ciao Paolo!」という見出し 決して「Addio」は使わない Ciao!は「じゃぁ、また…
イタリアは「愛の国」 そう言われることがある 「食べて、歌って、愛する 」 「マンジャーレ、カンターレ、アマーレ」 がイタリアの人生観と表現されることが多い イタリアで暮らしていると、本当にそうだと納得できる 「職・財・学」よりも「食・愛」を大切…
ここイタリアでは私は外人、外国人、ストラニエーラ。 外国人の多いイタリアで別に「ストラニエーラ(外国人)」と言われて嫌な気持ちにはならない。 しかし、 先月は2度、スーパーで怒鳴られて、流石に外出するのが嫌になってしまった。 皆さん、コロナで…
ひょんなことから「蕎麦」が食べたくて仕方ない。 それは、我が家の洗濯機ホースが破損したことから始まった。 数日前、洗濯機のホースから噴水のように水が噴き出しているのを発見。 我が家の洗濯機は20年以上稼働しているため買い替えを考えた。 Amazonブ…
春のロックダウン以降、専業主夫婦になってしまった私達。 日に日にお酒の量が増えていく。 元々二人ともお酒好き。 その上、イタリアはとてもワインが美味しくて手頃な価格でいただける。 楽しいこと、嬉しいことがあるとお酒。 悲しいこと、辛いことがある…
「気」ひとつで何もかもが変わる瞬間がある。 「そんなのあなたの気ぃひとつの問題よ」 祖母がよく私に言っていた。 気持ちの持ち方一つで状況が変わることだと思っている。 「気ひとつ」は大阪弁なのだろうか? イタリアに住んでいると担当者の「気、ひとつ…
イタリアは、現在、コロナ感染状況と医療機関受け入れ状況により、レッドゾーン、オレンジゾーン、イエローゾーンに3つに色分けされている 私の住むイタリアの町は今日からオレンジゾーンになり規制が厳しくなった 飲食店はテイクアウトと出前のみ 自分達の…
この数ヶ月、まるでお酒に酔ったような日々。 悪夢を含め夢見心地という感覚だろうか。 それが、この数日酩酊状態になりつつある。 きっとこのブログを読まれている皆さんと同じように、3月、コロナウィルスの影響で都市封鎖になり自由が利かない状況であっ…
今週日曜日、夫が友人達とPizzaを食べに行こう!と言う 友人グループの半分、3家族は一緒に山にヴァカンスにでかけた 残った友人家族でPizzaを食べに行こう!となったらしい 嬉しそうに「もちろん、あなたも行くでしょ?」と聞いてくれた 私の返事は「パスし…
8月はどうしても涙の量が増える 遠い故郷、曾祖父母、祖父母の人生、日本の家族、そして戦前、戦中、戦後生き抜いた全ての人達へ思いを馳せる 私の祖母は一度目の夫、再婚相手(一度目の夫の弟)共に戦死している 8歳年下の義弟が「出征する前にどうしても祖…
夫の軸はブレない どこまでもブレない コロナで毎日一緒に過ごしていると夫の喫煙が気になる 「少し控えてよ」 「体に悪いよ」 「本当に煙が苦痛、私の気持ちも考えて」 様々な表現方法で伝えても全く変わらない 最後には「私のことを愛していないの?」と聞…
猛暑のイタリア。 今日は朝6時でも蒸し暑かった。 一週間前とは大違いで驚いている。 猛暑であっても、毎年、観光客で賑わう中心街も今年はちょっと光景が違う。 明らかに観光客が少なく、シャッターを閉めているお店も多い。 夫も観光サービス業のため、3月…
六方とは「東西南北、天と地」をあらわす。 これは歌舞伎「弁慶」を見た時に知った。 弁慶が花道から引っ込む時に六方を踏む。 弁慶の勇ましさを表現し、クライマックスに用いられる。 富樫の思いやりを背に感じながら、自分の逞しさ、勇ましさを東西南北天…
イタリア人夫と24時間70日間ほどず~っと一緒にいる。 お互い日本語、イタリア語が不自由な私達は、意思の疎通を100%言葉ではかれない。 気持ちを思いやりながら、お互いの母語を噛み砕きながら気持ちを伝える。 再婚同士の私達は、夫婦生活において、たと…
イタリア、今週から外出禁止令が緩和された。 バルコニーから外を眺めていると散歩をしている人に声をかけたり、祖父母を訪ねてくる家族などの声が聞こえ少し賑やかになった。 6親等までの家族(15人まで)とは家で一緒に食事もできるようになり、亡くなった…
5月になった。 イタリアに外出禁止令が出て53日が経過した。 この間に外出したのはスーパーに出かけた5回。 ブログタイトルに「イタリアなのにひきこもり」とつけたが、今では世界中の人がひきこもりにならざるをえなくなり、ブログを見る度に「あらま」と…
現在、イタリアではコロナウィルスが猛威を振るい一日に200人以上の死者が出ている。 医療現場は崩壊し、死者数は増え続けている。 毎日涙が溢れ、「いつの日か必ずまた日本の家族、友人に会える!」と希望を持って過ごしている。 イタリア国民、イタリア在…
ご無沙汰すぎる程、ご無沙汰しました。 そろそろ日常に戻ろう! この一ヶ月、一体自分に何が起こったのか?と思うほど何かが崩壊し、何かが生まれた。 意識が大きく変わり、それと同時に周りが変わった。 ...ように思う。 きっかけは一枚のプリント。 スーパ…
最近、韓国の勢いって凄いなぁ~と感じる。 日本旅行離れが進み、ヨーロッパ旅行が増えているのだろうか? フィレンツェの街にでると韓国人観光客の姿をよく見かける。 昨年頃から急激に韓国人観光客が増えたような気がする。 結婚式だろうか。参列する人々…
生きてることに感謝した。 とにかく生きよう。 25 年前には想像すらしなかったイタリアで生きている。 明日の夜明けを信じて。 本当に怖かったね。分かち合えずに昇天した命。 本当に怖かったね。
実を申しますと...の話。 昨年末、体調を崩した時、精神状態が追い詰められ、これでは堪らん!と思い、勇気を出して決別したことがある。 それは、不要な人間関係。 昨年から上階のマリナ叔母さんや近所のダリアにひつこく呼び鈴を押され、対応してきた。 必…
日本が三連休ということで、母に電話をして甘えた。 80歳の母とのおしゃべりは私の精神安定剤。 イタリアに来るまで、母に甘えても決して「愛」を感じたことがなかった。 いつも責められ、否定されていた。 母の分析によると、鬱病、離婚、再婚、不妊、いず…
年末に体調を崩してしまった時、10日間程、毎日20時間以上ベッドの上で過ごした。 最初は起き上がる力もなかったが、体調が戻り始めると本、ブログ、YouTubeを見る余裕ができた。 年末だったこともあり、2019年を振返り、2020年には目標を明確にして達成に向…
イタリアで生活していると「美」の感覚が自分の経験してきた習慣のレベルとの違いを実感する。 街には吸殻やゴミが溢れていても家の中は驚くほど美しく、台所のシンクやガスコンロは使い終える度にピカピカに磨かれ、食卓の上にはテーブルセンターがおかれ、…
明けましておめでとうございます。 2020年が始まった! いやはや何があっても時間は流れ、年は明ける。 新年を迎えるにあたり、夫の仕事(サービス業)事情で、夫の勤務時間は17時から年明け午前3時まで、そして、元旦は9時出勤という過酷な状況。 というわ…