ヒキコモリータの生き抜く途

(旧ブログ名 イタリアなのにひきこもり) 

六方

六方とは「東西南北、天と地」をあらわす。

これは歌舞伎「弁慶」を見た時に知った。

弁慶が花道から引っ込む時に六方を踏む。

弁慶の勇ましさを表現し、クライマックスに用いられる。

富樫の思いやりを背に感じながら、自分の逞しさ、勇ましさを東西南北天と地に見せつけながら舞台から花道を通り幕となる。

 

今日、自己啓発のYouTubeを見ていると新しい発見があった。

それは「六方拝」。

私は朝起きるとイタリアと日本のご先祖様、日本の家族の写真に挨拶し、感謝することを習慣にしている。

それに加えて「六方拝」をすることを明日から始めてみようと思う。

「六方拝」とは、

東は「両親、先祖、子孫」

西は「夫婦、家族、親戚」

南「先生、師匠、弟子」

北「友人、同僚」

天は「太陽、月、大自然」

地は「大地、動物、植物」

それぞれに感謝すること。

おぉ~そうなのか。

四方八方に勇ましさを表現した弁慶と同様に、四方八方に感謝しながら生きることなのかぁ~と妙に腑に落ちた。

六方に感謝するって気持ちいいし、本心だわ。

さぁ、明日から実践だ!

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私は歌舞伎が大好き。

今は8月に歌舞伎座が開くと聞いて、ヨカッタ...と胸をなでおろすと同時に大変な時代だなと実感する。

初めて歌舞伎を観たのは、京都南座での四谷怪談お岩さん。

とにかく恐ろしくてドロドロしてた。

しかしハマってしまった。

その後、何度も何度も南座、歌舞伎座、松竹座へと足を運んだ。

看板役者の襲名時にはよく弁慶が演目となる。

弁慶も先代の幸四郎丈、仁左衛門丈、そして、海老蔵丈の父、團十郎丈も拝見した。

どなたも素晴らしいが、私はもっとどろどろとした歌舞伎が大好き。

「女殺油地獄」「盟三五大切」、そして「籠釣瓶花街酔醒」など。

そして、「封印切り」も大好き。

武士の情けもわかるが、人間の弱さと色情って現世も同じだな。と妙に納得する。

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あ~歌舞伎観たいなぁ~

歌舞伎ことばから学ぶことは沢山あるが、今日はあらためて「なるほど~」と思った。

弁慶はあらゆることに対して「自分は強い」と表現しているのか!

私は明日からあらゆることに「ありがたい!Grazie!!!」を表して一日をスタートさせよう。

本当に嬉しい発見だった。

 

イタリアはすっかり夏。

日本の梅雨はいかがかしら?

とにかく生きる!そこに焦点を置いて日々過ごそうと思います。

日本の皆さん、目が覚めていい一日になりますように😊

イタリアの皆さん、夏のなが~い夜を楽しみましょう😊

Grazie!!! Smile!!!