イタリアなのにひきこもり

食いしん坊ひきこもり主婦@Italia  

土台

ご無沙汰すぎる程、ご無沙汰しました。

そろそろ日常に戻ろう!

この一ヶ月、一体自分に何が起こったのか?と思うほど何かが崩壊し、何かが生まれた。

意識が大きく変わり、それと同時に周りが変わった。

...ように思う。

 

きっかけは一枚のプリント。

スーパーの案内版をぼんやり眺めていた時、「移民のためのイタリア語講座」というプリントを見つけた。

私がイタリアに住み始めた頃、「移民のためのイタリア語講座」があると聞いて、市役所や色々な機関に問い合わせてみたが、決して返答はこなかった。

電話をかけても途中で切られたり、クラスが決まったら連絡します。と言って数年間放置されたままだった。

そのうちに、私は様々な手続きなどに疲弊し、家に籠るようになった。

プリントを見つけた私は、担当部署にメールを送り、返答を待った。

きっと、また同じだろうな。と思い、夫にも「やっぱり連絡がないね」と言っていた。

しかし、大きく期待は外れ、担当者から連絡がきて、翌日に面接があり、翌週から「移民のためのイタリア語講座」に通い始めた。

クラスは25ヶ国からの移民、30人の授業。

 想像以上の光景だった。

イタリア入国後2年の人から17年の人まで、年齢は14歳から70歳まで。

イタリアの中学校に通いながら、イタリア語文法の補習に来ている、常にパーカーのフード被っている海老蔵丈と同じ装いのザンビア出身の青年の隣が私の定位置。

毎回、授業の最後に行われるテストの「でき」について、言葉を交わす。

モロッコ人の女性達も日本に興味があるらしく、いつも私に挨拶をしてくれる。

近所の中華料理店の中国人女性も同じクラス。

 

永住権の為、学校受験の為、すべて生活の為、イタリアで生きていく為に学ぶ気迫に、初日は緊張とみんなの迫力で何度か気を失いそうになったが、今は何とかついて行き、恐ろしく内容の濃い時間を過ごしている。

 

皆、自分の人生、夫、子供、両親という家族と共に異国で生き抜くという本質を見ている。

イタリア生活の日常、土台の作りにやっと取り掛かれたような気がする。

イタリア人の先生をはじめ、この授業を無料で提供している市や政府に対しても感謝の気持ちで溢れている。

イタリアの懐の深さを味わい始めている。

ここまで長かった...。

 家出した日を懐かしく思い出します。

www.hikikomolita.com

 

コロナウィルスの猛威が世界を脅かしています。

街の中心で働く夫は、まるで40年前のイタリアのようだ!アジア人が少なすぎる!と嘆いております。

憎きコロナウィルスめ...。

皆さんにとって明日も笑顔のある日になりますように😊

Grazie!!! Smile!!