ヒキコモリータの生き抜く途

(旧ブログ名 イタリアなのにひきこもり) 

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今日も一日が始まった、いいお天気🌞

夫は4時半起床、6時に同僚の車が迎えに来てくれて一緒に職場へ!

5時50分頃から夫はバルコニーから同僚の車が来ないかな。2,3度確認していた。

6時少し前になったので、夫は家を出発。

アパートの玄関を出ると、どこか近くで車にエンジンがかかる音。

同僚は、少し離れたところで夫が出てくるのを待ってくれていた様子。

いやぁ~感動!!!

日本ではイタリア人が時間にルーズだというイメージが定着している。

だけど、実際、暮らしてみるとそんなことはない。

遅刻する人は、いつも遅刻する。

日本人と一緒。

あと、イタリア人は女性を口説くのが挨拶と言われているが、これは呼びかけが「かわいこちゃん」だとか、「宝物」だから仕方ない。

イタリア人男性は、誰も、口説いている感覚はないだろう。

実際、夫はいつもマリナ叔母さんに言う。

「Ciao! Bella!!! Come stai? (やぁ、かわいこちゃん、調子はどう?」

私もBARに行くとおっちゃんに言われる。

「Ciao! Tezoro~!!!(やぁ、宝物)」

お肉屋さんのおっちゃんも、80歳過ぎの女性に

「Ciao! Bella!!! Allora..?(やぁ、かわいこちゃん、さぁ何?)

女性は無表情で「豚肉200グラムね」などと返事をする。

買い物が終わるとさっさと帰る。

その間、私にはウィンクをしる。

あなたを認識したよ!という程度の意味。

 

いやぁ~日本におけるイタリア人のイメージはどこから定着したのだろ。

パンチェッタ・ジローラモさんかしら?

典型的な南イタリア人の彼は、とてもシャイで頭のいい、マンモーネ(マザコン)だろうと想像するが、日本で生きていく上で、日本人が考える典型的イタリア人を演じているような気がする。

ファッションセンスは、ナポリに行くとタクシー運転手さんでも彼のようなお洒落男子ばかりなので、彼が特別だとは思わない。(雑誌撮影時の服装はほぼブランドコマーシャルなので除外)

私が知っているイタリア人のイメージはロザンナさんくらいで、彼女の生き方はまさに芯の強いイタリア女性そのもののイメージ。

あとは色っぽいヌードモデルから政治家になったチッチョリーナさんかなぁ。

イタリア人は陽気ということは確か!これは間違いなし。

だけど、その根底には他国との戦い、国内での戦いで領土争いを繰り返し、常に危機感を持って生きてきた先祖達の悲しみや苦労の上にある陽気さだと思う。

いずれにしても、夫の同僚の心遣いに感動した朝だった。

さぁ、教会に行ってきます。さぁ、歌うぞ~!

Grazie!!! Smile!!!