ヒキコモリータの生き抜く途

(旧ブログ名 イタリアなのにひきこもり) 

イタリアで生活していると「美」の感覚が自分の経験してきた習慣のレベルとの違いを実感する。

街には吸殻やゴミが溢れていても家の中は驚くほど美しく、台所のシンクやガスコンロは使い終える度にピカピカに磨かれ、食卓の上にはテーブルセンターがおかれ、他に物は何もない。

友人宅や親戚宅を訪れた後、自分の家に帰ると恥ずかしくなる。

👇大親友の家はオーブンも床もいつもピカピカ。土足で入るのが気が引けるほど。

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日本人の私は、意識して、意識して、掃除をしないと他の家のようにスッキリできない。

どうしても面倒になって「まぁいっか。また今度掃除しよ。」なんて思ってしまう。

この感覚を捨てきれない。(今年は改善しよう!)

 

その感覚と似た感覚で、街を歩いているイタリア人を見ながら、映画やテレビでしか見たことのない「美」があちこちに存在して気が散ってしまうことがある。

先日、昼食を街でとった時、新年のランチを楽しんでいたイタリア人カップル。

炭酸水とコーラ、パスタだけを注文していたのできっと16歳前後だろう。

女の子は後藤久美子さん、鷲尾いさ子さん、中山美穂さんをイタリア人にしたイメージ。

男の子はまるで彫刻のような顔に、深い色の美しい瞳。

もう、食事なんかしてる場合じゃないほど見とれてしまった。

 

日常生活で見習えるイタリアの「美」。

今年は「美」を意識して生活していこうと思う。

日本の皆さんは明日から本格始動でしょうか。

イタリアは明日までお休み。

体調を整えて、エンジンをかけていきましょう。

Grazie!!! Smile!!