先週、大きな夫婦喧嘩をした。
私達の夫婦喧嘩はとても激しい。
だけど、もう夫婦喧嘩は二度としない。
何故なら、夫から「離婚」という言葉が発せられたから。
私は、夫婦喧嘩をすると口が止まらない。
自分でも信じられないほど汚い言葉が出てしまう。
そして、相手に逃げ場がないほどの言葉を投げつける。
「離婚」という言葉が出た瞬間に「やっぱりね」という感覚になり、妙に納得する。
やけくそになってしまう。
今回の夫婦喧嘩は今までと違って、深刻だ。
仲直りはしたが、私の心にぐさりと突き刺さっている「離婚」という言葉。
数年前、イタリアと日本で別居をしていた時期、私はとても苦しかった。
私は自分だけが苦しかったと思い込んでいた。
しかし、夫は私以上に苦しかったらしい。
全く想像もつかなかった。
思いやりのなかった私は、イタリアでの生活を始めてしばらくの間、まるで私は被害者のように暮らしていた。
「こんなところに来たくなかった...」と。
みっともない。
自分で選び、夫との生活を夢見てイタリアで暮らし始めたはずなのに、何年経っても、喧嘩が始まると自分が被害者のようにふるまう。
...もう離婚はしたくない。
そして、恥ずかしい自分は嫌だ。
ということで、やけくそになる自分を封印する。
夫への感謝。
これからは、ひつこい!と言われるまで夫に感謝し続けようと思う。
夫の大好きなチキンカツカレー。
夫のお皿にチキンカツを一枚多めに入れた。
夫よ、今日も夜遅くまで働いてくれてありがとう!
日本はそろそろ夜明けの時間。
今日も笑顔溢れる一日になりますように。
Grazie!!! Smile!!!