ヒキコモリータの生き抜く途

(旧ブログ名 イタリアなのにひきこもり) 

影響

昨日、一昨日、ブログを更新できなくなるほど、心が揺さぶられた。

恐ろしい影響力だ。

アニメ「MONSTER」

YouTubeで偶然見つけ、何故か字幕がイタリア語で細かい会話がとても勉強なると思い、見始めた。

見始めると止まらなくなり、字幕そっちのけで、73話一気に見た。

結果、影響で脳内がおかしくなった。

心が恐ろしく暴力的、懐疑的になった。

ブログを書く気力をそがれる程、心が荒れた。

最終話で恐ろしさがピークに達して、命、人間、母親、兄弟、友人、色々なことを考えて妙な気持ちになった。

私の想像力が自分の想像以上に想像してしまって、収集つかなくなってしまった。

一人になると放心状態で、心の中の声を紙に書いたり、一人で叫んだり、ややこしかった。

頭が疲れて、夕刻に眠り、目覚めた後、シャワーを浴びるまでおかしかった。

シャワーを浴びている時も、自分が小さかった頃、祖父母と過ごした時間、祖父母が私に言われた言葉が蘇って、懐かしくて声を上げて泣いた。

いやぁ~ビックリした。

 

大昔、ビッグコミックオリジナルに連載されていた「MASTERキートン」が大好きで夢中になって読み、DVDも購入していた。

そして、浦沢直樹さんのアニメが好きになり、その後「MONSTER」も読んだのだが、ストーリーが複雑になり、暴力的な描写が多くなり、怖くなって読まなくなった。

テレビで放映されていたのも知っていたが、時間帯が夜中で、不気味過ぎて見なかった。

「ゴルゴ13」は夜中に見ても恐ろしくなかったけど、「MONSTER」は不気味過ぎた。

恐ろしさの質が違う...

イタリア語会話を学習するためにこれからも「MONSTER」を見るだろう。

内容に焦点をあてず、会話に焦点を当てしっかりと学ぼうと思う。

 

自分がこんなに影響を受けやすい性格だと思っていなかった。

影響を受けやすいから、人と接すると混乱して、疲れるんだな。

自分の弱い部分、揺さぶられる部分に気付けて良かった。

昨夜の夫のことば。

「ヒキコモリータは子どもすぎるね...」

もう人生後半。遅いけど、気付けて良かった。

 

日本はそろそろ夜明けですね。

皆さんにとって笑顔溢れる一日になりますように。

Grazie!!! Smile!!!