「煉獄」にいる。
先週は何度もそう思った。
「地獄」じゃない。そう思いたい。
そんなことを思っていると、今週テレビで「インフェルノ」が放送されることを知り、ブログ記事を書くために久しぶりにダンテの「神曲」を引っ張り出してきた。
まんが編、簡単編、そして大好きな煉獄編を机の上に並べた。
私は「地獄編」でもなく「天国編」でもなくやはり「煉獄編」が好き。
明鏡国語辞典によると
「煉獄」=カトリック教で、死者の霊魂が天国に入る前に、火によってその罪を浄化するとされる場所。天国と地獄との間にあるという。▶ダンテが「神曲」の中で描写した。
となっている。
イタリアに住むまでは、自分がまさかダンテの「神曲」にはまるなんて思ってもみなかった。
ダンテという名前くらいしか知らなかった。
しかし、夫の飲み友達が酔っ払うとひつこく「僕はダンテの子孫だ!」と私に絡み始める。
あまりにひつこく自慢するので「神曲」を読んでみようと思い、まんが編を電子書籍で読んでみた。
そして、はまった。
今は読み始めるとすぐに眠くなる。
今朝、発表された新元号「令和」。
安倍首相が
「令和には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められている」
とおっしゃっている。
ルネサンス文化が生まれた国イタリア。当時、人々は美しく心を寄せ合っていたのだろうか???
そろそろ、イタリア面白情報も再開します!
今後とも何卒よろしくお願い致します。
Grazie!!! Smile!!!