ヒキコモリータの生き抜く途

(旧ブログ名 イタリアなのにひきこもり) 

寿命

先日、アパートに来た軍警察、消防、救急の事情説明が軍警察の方が来て行われた。

最上階で暮らしている女性が飛降り自殺を試み、その下に住んでいるジョバンナおばぁさんが説得に向かい、彼女を引きとめる際に負傷し、救急搬送された後、女性は保護された。という説明だった。

「生きる」のは大変、そして苦しい。

決していいことばかりではない。

そして、辛いことばかりでもない。

大切なことは、寿命が来るまで死ねない。

自殺する人も、災害・事故・病気で亡くなる場合でも寿命が来なければ死ぬことはない。

戦争、震災、事故で昇天した家族や友人、誰一人として「死」を望んでいなかった。だけど、もういない。

本当に死にたいと自殺を試みた私は厚かましく生きている。

私は経験上断言できる。

簡単に言うと失礼だが、本当に寿命が来なければ死ねないのだ。

自分の寿命が来るまで生きなくてはならない。

しんどくて、辛いことはこれからも沢山あるだろう。

寿命が来るまで死ぬことができないのであれば、少しでも楽しい方がいい。

死にたくても死ねないのだから。

もう自分を傷つけ、自己嫌悪に陥る必要は全くない。

みんなお互い様。

大騒ぎする人間は放っておけばいい。

これを機に自分を大切にしてくれる人を見分け、寿命を全うしてもらいたい。

気付いてくれたらいいな。

そして一日も早く日常生活に戻ってもらいたい。

美しい景色を見て

美味しいものを食べて

歌ってみてもいいかも?

とにかく寿命まで生きよう!できれば笑顔でね。