今週は親戚が集まり話し合いをした。
それぞれの弁護士も立ち会って、少し大掛かりなものだった。
私はイタリア語がキチンと理解できないので、話を聞いているだけだったが、このような会合の後、夫を通して説明を受けても理解、納得できず夫婦喧嘩に発展するとういうことが何度かあったので、自分の質問を素直に弁護士に聞いた。
イタリア語で精一杯、丁寧な文章を作って聞いた。
すると弁護士は捲し立てるように私に答える。
大きな声で早口で、ワァワァと話す。
明らかに日本女性とは全く違う、激しく髪を振り乱し、イタリア女性独特の動きをする。
私の質問は「我が家に親戚の荷物で溢れている倉庫がある。使いたいのだけど入ることすらできない状況。いつになったら片付けてくれるのですか?全て要らないというのなら捨ててもいいのですか?」」
しかし答えは「私達はこ6月から9月まではバカンスシーズンで機能していなかった」「私はこんなに精一杯しているのに、また新しい課題を提案するの」というような返事で全く答えになっていない。
舅と夫が「あの倉庫の荷物を片付けて、賃貸に出すか売りたいから、ロレンツォ家族に荷物を片付けてもらおう」と本人達、そして、彼らの弁護士に最初に話をしてからもう2年が経っている。
もちろん、彼らにその倉庫を使う権利はないが、舅と夫の好意で使っていたのだが、ロレンツォ叔父さんが奥さんの故郷、スイスに引越しをするというので、2年前からお願いしているのだ。
とっくに引越しを済ませているのに、一向に片付けず、あまにも厚かましい。
我が家が使わないのであれば売るか貸すかしなければ勿体ない。
私は激しい説明を受けた後、「わかりましたか?」と言われ「イタリア語を理解するのに時間がかかるので...」と言って、自分の頭を冷やした。
その後、話し合いの最後にもう一度質問をした。
「いつ片付けてくれるのでしょうか?いつまでという期限を決めて、要らなければ捨ててもいいでしょうか?彼らが使いたいというのなら倉庫の家賃を払ってもらうことは可能ですか?」
すると「何度言ったらわかるの。この3ヶ月はバカンスだったって言ってるでしょ」とワァワァと言われても「それはわかりました。私の質問に答えてくれるのか、検討してキチンと返事を下さい。サインの入った書類を作って下さい。」と言った。
叔父さん家族と弁護士は凍り付いたが、今回私が口を開いたことによって、状況は変わるかもしれない。
もちろん、彼らが家を去る時、私に暴言を吐き、挨拶など全くせずに帰っていった。
私は疲労困憊し、イタリアという国で生きていく気力がそがれた。
相手がどうのこうのというのではない。
自分の気持ちを正確に伝えることが簡単ではなく、そして、すぐにへこたれて、疲労困憊する自分を毎回奮い立たせることに疲れてきた。
また明日が来る。
さぁ、笑顔で「おはよう」と一日を始めよう!
挨拶って大切!
日本は一日が始動する時間ですね。
日曜日、笑顔溢れる一日になりますように😊
Grazie!!! Smile!!!