父の日、父と話した。
「そっちはどう?」
「ありがとう。みんな元気に過ごしています。お父さんは?」
「ぼちぼちやな。日本はえらい物騒になったで」
と久しぶりに長話をする。
私の持病の通院計画も決まり、当分日本に帰ることは出来ない事。そして、出来れば仕事をしたいなぁ。と話した。
「無理せんときや」と優しいことを言ってくれる。
父との長話に母が隣で何か言っている。
「ぼちぼちお母さんにかわるわ。やいやい言い出したから、しんどなったらすぐ言うといでや」と言って母にかわる。
父のなにわ言葉が映画のワンシーンのようだった。
母は「みんな元気?」「今日は教会に行ったの?」「イタリアも父の日なの?」とセンチメンタルな私の心を緩和してくれる。
「スーパードライの生ビール一緒に飲みたいな。お父さん、お母さんに会いたいな」という言葉は言えなかった。
涙が出そうなのでぼちぼち眠ることにしよう。
イタリアの父の日は3月なので、舅は年に2回父の日があると言って大喜びだった!
Grazie!!! Smile!!!