ゴールデンウィークで日本から沢山の方がイタリアに旅行に来られているようだ。
夫の勤務先にも毎日複数の日本人が来て下さる。
夫が仕事を終え、満面の笑みで帰ってくる。
夫「今日は、〇〇さんと〇〇さんが家族で旅行に来てたよ。」
私「へぇ~お名前わかったの?ご挨拶したの?」
夫「そうそう、びっくりしてた」
私「何かおっしゃってた?」
夫「あなたは日本語が上手ですね、本当に助かります。って言ってもらった」
私「良かったねぇ~そして、何て言ったの?」
夫「よろこんで!って言ったよ。」
私「笑ってた?」
夫「笑ってた。」
夫の日本語語彙力はとても不思議。
同僚の日本人に街で偶然会った時、「今日はもうあがり?」と聞いて、同僚は大爆笑していた。
「お疲れ様!」に対しての返事は「お先です!」
私が帰宅した時に「おかえりなさい。お疲れ様!」と言っても、「おっさきです!」と張り切って答えてくれる。
何度、それはおかしいよ。と注意してもなおらない。
頑固者なので100回以上言ってもなおさない。
いまだに日本語の嫉妬、「やきもち」のことを「やきめし」と言っている。
10数年日本に住み、日本で毎日12時間以上働いていた夫。
日本での思い出は辛く苦しいことの方が多いらしい。
だけど、ゴールデンウィークに沢山の日本人の方に話しかけてもらえて、日本での思い出が良い思い出に変わりつつあるようだ。
平成から令和への移り変わりについて、イタリアの家族、友人、BARでの飲み仲間に説明している姿を見ても、とても嬉しそう。
今年の夏、日本に旅行に行くイタリア人に不思議な日本語や牛丼屋さんんでのオーダー方法を教えているのも笑ってしまう。
いつか夫と二人でもう一度、日本に行きたいなぁ~
旬の日本語が大きく変わっていることだろう。
夫に胸を張って「そんなの関係ねぇ~」って言うんだろうな!
Grazie!!! Smile!!!