日本が三連休ということで、母に電話をして甘えた。
80歳の母とのおしゃべりは私の精神安定剤。
イタリアに来るまで、母に甘えても決して「愛」を感じたことがなかった。
いつも責められ、否定されていた。
母の分析によると、鬱病、離婚、再婚、不妊、いずれの経験は、私の「せい」だった。
一番、肯定してもらいたい、認めてもらいたい母親に否定されるというのはとても淋しかった。
私がイタリアに住み始め、母にしか素直に甘えることができない私を見て、母の中で何かが変わったのか、私が変わったのか、本当にこの数年間で母との関係が変わった。
母は私を肯定して、励ましてくれるようになった。
とにかく、嬉しい。
自分の弱さを受け入れてもらえるのは嬉しい。
母が今日私に言ってくれた言葉。
「とにかく好奇心を持って、暮らせばいいよ。家の中で勉強をしても、お料理をしても、掃除をしても何もかも日本とは環境が違うでしょ?だから楽しいのよ、外国は。あなたはそれを楽しめる性格よ。楽しめない時もある。それは体調のせいよ。辛い更年期だったら、また命の母を送るわね~」
と笑っていた。
母の笑い声を聞いて、涙が溢れた。
母に、私のニョッキをご馳走したいな。
ずっとずっと元気でいてもらいたい。
日本は、そろそろ夜明けですね。
今日も笑顔溢れる一日になりますように😊
Grazie!!! Smile!!!