ヒキコモリータの生き抜く途

(旧ブログ名 イタリアなのにひきこもり) 

イタリア女性

私がイタリア人夫と出会うまでに知っているイタリア女性はほんの数人だった。

夫と出会うまではイタリアという国に興味がなかった。

ソフィア・ローレンさん、ロザンナさん、そして、後に政治家になったチチョリーナさんぐらい。

ソフィア・ローレンさんも名前を知っている程度で映画も見たことがなかった。

ロザンナさんはヒデさんと歌ってらっしゃる姿を覚えている。

チチョリーナさんは学生時代アルバイトをしていた時、大好きだった男子が「チチョリーナ!チチョリーナ!」とよく言っていたので、若い頃の彼女の姿をはっきり目に焼き付けている。

どうやら彼は彼女の色気に参ってしまっていたようだ。

 

夫と出会い、その後、沢山のイタリア女性に出会った。

今ではイタリア女性に囲まれて生活している。

彼女達の魅力は、強さと愛の深さ。

私の曾祖母、祖母のみたい!といつも感じている。

「可愛い!」というイメージはゼロ。

イタリア男性達が口を揃えて言うのは「女性は怖い」

「うちのお母ちゃんは怖いんだよ~」と自慢のように言う男性達を可愛く感じる。

まるで昭和の夫婦漫才のセリフのよう。

「怖い」の底にある「愛」を誰もが認識しているのだろう。

彼女達の強さ、怖さを私も身につけたい。と思う。

昔、靖国神社で読んだ特攻隊員の方が家族に宛てた手紙の中に

「女は強く、清潔であれ」「男は優しく、公平であれ」

という一文を見つけたことがあった。

生まれたばかりの娘と幼い息子への遺言だった。

何となくイタリア人女性と男性のようだ。

イタリア人は、やっぱり曾祖父母、祖父母のようだな。と思い、イタリア生活が何となく懐かしい感じがする。

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女性に囲まれてデレデレの舅。

嬉しそうだなぁ~😊

Grazie!!! Smile!!!