ヒキコモリータの生き抜く途

(旧ブログ名 イタリアなのにひきこもり) 

爆発

一昨日、夫のストレスが爆発した。

何が引き金になったのかわからない。

夫婦喧嘩をしたわけでも、言い争ったわけでもない。

彼の中で発散できない思いが募ったのだろう。

職場でのストレス、そして、家の中のストレス色々あったのだろう。

イタリア語でぶつぶつ言いながらお酒を飲み続け、ワイン2本、ビール2本を一人で飲んだ。

呂律がまわらなくなっているのに、BARに行こうとしたので、必死で引き止めると矛先は私に向いた。

「どうしてもっとイタリア語が話せないんだ」

「どうして日本人は愛がないんだ」

「どうして家族を信じないんだ」

「2年間も別居して平気だったあなたが信じられない」

私は「努力してるんだけど...」「仕方なかったのよ」と力なく言うしかない。

日本人に愛はないと思わないし、家族を信じていないとも思わない。

別居だって平気だったわけじゃない、仕事だったんだから。

夫は私から愛がなく、家族を信じていないと感じるているのだろう。

私と出会う前に10年以上日本で暮らし、日本女性と離婚も経験し子供とも別れ、とても大変だったのだろう。

お酒に酔った勢いで叫んだ言葉とはいえ、心にもないことは出ないと思う。

私はまだ凹んでいる。

風邪までひいて泣きっ面に蜂状態。

先日の怪我以来、お酒を飲まなくなっているので、私まで爆発しなかったのが幸いだった。

夫が家の中で叫んでストレス発散できたんだったら、それでいい。

外出して事故にあったり、怪我をしなくて本当に良かった。

「それは醤油入れじゃない!」と叫んでいた夫。

「お醤油入れなんてイタリアで売ってないし、ちょうどいいから」と言っても「ありえない、それはオリーブオイルを入れるものだ!」と怒っていた。

今は「いい考えだね~」と言っている。

何も覚えていないらしい。

私も別居中、何度もお酒で失敗し、後悔したので夫の気持ちはわかる。

私は単身赴任だったから、当たるところがなく自分自身を責め続け、結局はアルコール依存症になった。

夫がそうならないように、気をつけなくてはならない。

そうとう参ったらしく、昨日も今日もお酒を飲んでいない。

そうでしょ、そうでしょ。

次回、夫の爆発時にイタリア語で口ごたえをした方がいいのか、イタリア語を理解できないふりをした方がいいのかが懸案事項になっている。

 

日本はもう土曜日ですね。

皆さん、季節の変わり目、体調に気を付けて週末をお楽しみ下さいね😊

 Grazie!!! Smile!!!