先日、夫と自衛隊音楽祭のYouTubeを見てる時、夫が言った。
「呑気だなぁ~」と。
2005年まであったイタリアの徴兵制度。
銃を持ち、厳しい訓練を受け、集団生活に耐えた夫にとっては自衛隊の歌姫の存在が不思議に思えたらしい。
なので、そんな言葉が自然に出たのだろう。
日本の自衛隊は「護る」が使命。
災害時の彼ら彼女らの救出活動、そして慰問での音楽活動は、被災者にとってどれほど有難いことだろうか。
イタリアの駅、観光地などには必ずライフルを手にした軍隊がいる。
最近では見慣れて違和感を感じることがなくなったが、イタリアに住み始めた当初は彼らを見ると非常に緊張した。
空港のBARで休憩中。
イタリアに住んでいてよく聞かれる事。
「日本には北朝鮮からミサイルが飛んでくるようだけど、一般市民は逃げる訓練しているの?」
「原子力発電所を狙われたらどうするの?」
私は「護るの」とだけ答える。
世界が平和でありますように。
Grazie!!! Smile!!!