ヒキコモリータの生き抜く途

(旧ブログ名 イタリアなのにひきこもり) 

日本が三連休ということで、母に電話をして甘えた。 80歳の母とのおしゃべりは私の精神安定剤。 イタリアに来るまで、母に甘えても決して「愛」を感じたことがなかった。 いつも責められ、否定されていた。 母の分析によると、鬱病、離婚、再婚、不妊、いず…

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年末に体調を崩してしまった時、10日間程、毎日20時間以上ベッドの上で過ごした。 最初は起き上がる力もなかったが、体調が戻り始めると本、ブログ、YouTubeを見る余裕ができた。 年末だったこともあり、2019年を振返り、2020年には目標を明確にして達成に向…

イタリアで生活していると「美」の感覚が自分の経験してきた習慣のレベルとの違いを実感する。 街には吸殻やゴミが溢れていても家の中は驚くほど美しく、台所のシンクやガスコンロは使い終える度にピカピカに磨かれ、食卓の上にはテーブルセンターがおかれ、…

国籍

明けましておめでとうございます。 2020年が始まった! いやはや何があっても時間は流れ、年は明ける。 新年を迎えるにあたり、夫の仕事(サービス業)事情で、夫の勤務時間は17時から年明け午前3時まで、そして、元旦は9時出勤という過酷な状況。 というわ…

御礼

2019年、あと少しで終わり! 皆さんにとって2019年はどのような年でしたか? はてなブログに出会い、皆さんのブログに励まされ、助けられ続けています。 ブログを通して、イタリア生活の謎、嫌なこと、良いこと、それぞれを客観的に見ることが出来るようにな…

イタリアに住み、どうしても腑に落ちない謎がある。 それは「自分で言い出したのに、簡単に気が変わる」こと。 気が変わっても悪いと思っていないので、謝ることなく、何もなかったように普通に話してくること。 土曜日、近所に住むダリアが家を訪ねて来た。…

年末

12月に入り、心の底がキリキリと痛む回数が増えた。 毎日、何度も痛む。 何度も涙が流れる。 「日本が恋しい」ただそれだけ。 かといって、日本に帰りたいわけではない。 単純に恋しい。 毎年、年末になると自暴自棄になっていたが、皆さんのブログのおかげ…

イタリア女性

私がイタリア人夫と出会うまでに知っているイタリア女性はほんの数人だった。 夫と出会うまではイタリアという国に興味がなかった。 ソフィア・ローレンさん、ロザンナさん、そして、後に政治家になったチチョリーナさんぐらい。 ソフィア・ローレンさんも名…

夫婦

間もなくイタリアも日付が変わって23日になる。 まだ辛うじていい夫婦の日。 私の2回目の結婚は何とかかんとか続いている。 2年間の別居、私のイタリア語能力により何度も危機があった。 これからもあるだろう。 両親は60年近く、兄弟も30年という長い結婚生…

ストレス

夫の爆発から一週間、夫のお酒の量は劇的に減った。 二日酔いで、そうとう苦しかったようだ。 「お酒ではストレスを発散できない」と悟ったらしい。 だけどお酒は大好きで、家で飲み始めると止まらない!とか何とかいいながらBARに行ってプロセッコ(スパー…

爆発

一昨日、夫のストレスが爆発した。 何が引き金になったのかわからない。 夫婦喧嘩をしたわけでも、言い争ったわけでもない。 彼の中で発散できない思いが募ったのだろう。 職場でのストレス、そして、家の中のストレス色々あったのだろう。 イタリア語でぶつ…

手仕事

家を片付けていると色々なものが出てくる。 姑は若い頃、洋裁の仕事をしていたので、ファスナーやボタン、そして糸が山のように残っている。 色々な物が揃っているので、洋裁をするには困らない。 残念ながら私には洋裁をする力はない。 学生の頃、自分でス…

生活

父からのメール。 「変わりないですか?生活できていますか?」 必ずこの一文で始まる。そして、 「会える日まで父は元気でいます」 で終わる。 涙腺が崩壊する。 外出先で読むと大変なことになる。 家にいる時は、ひと泣きしたあと、さだまさしさんの「案山…

11月

11月は死者の月のイタリア。 死亡者が多い。 11月2日、「死者を敬う日」にご先祖様達が家に帰ってきて、一緒に天に導くのだろうか? その上、気持ちが滅入るほど、悪天候が続く。 まだ私達夫婦が日本に住んでいた頃、11月に舅がBARで倒れ救急搬送された。 普…

言葉

家から出ることが少なく、ほとんどの時間を一人で過ごす私。 家の中でも楽しいことが沢山あって退屈しない。 一番楽しい時間は、夫の夜食を作っている時。 夫は仕事を終え、深夜に近所に住む同僚と共に車で帰ってくる。 同僚は独身で80歳の両親と同居、そし…